華やかな王都の裏側。貧民街でダレスは生まれた。
亡き母から託された二人の妹のため、今日も炭鉱でツルハシを振るう。妹たちと慎ましくも幸せに暮らしたい。それがダレスの唯一の夢だった。
しかし、貧民街出身という足かせが、夢を蝕んでいく。当たり前のように支払われない報酬、そして親友の死――。世界の不条理を全身で受け止めたダレスは、やがて全てに絶望する。
絶望の底に沈んだダレスの前に現れたのは、死者を操るネクロマンサーのナターシャ。彼女は、ダレスのネクロマンサーとしての素質を見抜く。自分の夢を叶えるため、妹たちを守るため。ダレスは差し伸べられたナターシャの手を取った。