【聖女になれなかった王女×心を閉ざした婚約者のやり直し両片思い宮廷ロマンス】
「あなたの立場には、愛はないのね」
冷遇された王女マチルダは、唯一の味方だった兄が謎の死を遂げたのち、夫にそう言い残して命を落とした。
夫のフェリシアンは最後までお飾りのままだった。
死んだはずのマチルダが目を覚ますと、十二歳の頃に戻っていた。
マチルダは誓う。
今度こそ、自らの手で運命を切り開いていく。
二度目の人生では、兄の死も、自分の最期も繰り返させない。そしてもうお飾りの夫は愛さない、と。
それなのに。
「あなたのために生きると、決めました」
一度目の人生では沈黙を貫いていたフェリシアンが、今世ではなぜか彼女に心を開いてくれる。
視線も、距離も、言葉もどこか違う。
少しずつ明かされる、彼が沈黙していた理由――孤独と悲しみに満ちた過去を知る。
王宮に渦巻く陰謀と秘密の中、すれ違った想いがゆっくりほどけていく。
※エブリスタにも掲載してます。
※最終校正、誤字脱字チェックにAIを利用しています。(構想、執筆は自力です)