触れたいのに触れられない、両片想いのじれじれお仕事ファンタジー。
「ずっとずっと触れたかった……俺、よく耐えたと思わない?」
クレアとルカは十数年来の幼馴染。
金髪で天使のように可愛い年下のルカを、クレアは弟のように可愛がっていた。
しかし、そんなクレアに対してルカは一途な思いを寄せていた。
5年ぶりに再会した二人だったけれど、ルカは「命あるものに触れると全てを灰にしてしまう呪い」に蝕まれてしまっていた。
呪いのせいで黒髪黒目になり、人との接触も避けるようになったルカ。
ルカは必死の思いでクレアを遠ざける。彼女を灰にしないために。
理性ギリギリ、彼女への独占欲と周りへの嫉妬で呪いの力をさらにメラメラ燃やしながら。
クレアは魔薬師として、彼の呪いを解こうと彼の拒絶に心を痛めつつも調剤を続ける。
そんなある新月の夜、突然クレアの前に金髪のルカが現れる。
普段は冷たく突き放すクレアを強く抱きしめ、甘い笑顔を見せる。
新月の夜だけ呪いから解放される彼は、抑えていた独占欲を爆発させるのだった。
普段の彼との違いに振り回されっぱなしのクレアは、無事にルカの呪いをとくことができるのか?
職場の胡散臭い薬局長や、自由奔放な天才魔術師、推し活に忙しい麗しき巫女と王宮内でドタバタしながら、調剤をがんばる魔薬師クレアの物語。
毎日お昼ごろに更新中!100話未満で完結予定です。