【悲報】元・大手監査法人パートナー、転生先でも限界デスマーチ。
現代の日本で、大型M&Aの財務デューデリ(資産精査)中に47歳で過労死した伝説の公認会計士・岡田誠一。
目覚めるとそこは、秦末の動乱期。のちに漢の初代皇帝となる劉邦の配下、初代CFO(最高財務責任者)こと「蕭何(しょうか)」だった!
前世の激務のトラウマから「今世こそは絶対に定時退社してホワイトな隠居生活を送る」と誓った蕭何。
しかし、目の前にいる未来の皇帝(劉邦)は、学歴なし、職歴なし、軍資金ゼロ、あるのはバカ高いビジョンだけという、絵に描いたような「一発当てたいタイプの危険なスタートアップ創業者」だった!
創業初日から国家権力(秦王朝)に本社(役所)を物理的に強制解体されかかり、定時退社の夢は開始1秒で崩れ去る。
「エビデンスなき出金は一銭たりとも認めません!」
終わらない前線からの追加予算請求(大敗)、天才ゆえにコンプライアンス意識がゼロの軍事執行役員(韓信)、ガバナンスを効かせようと作った法律(九章律)に自分が縛られる皮肉──。
これは、有能すぎるがゆえに自由を奪われた男が、会計士のスキルと執念だけで「天下」という名の超巨大グループ企業を上場(統一)させるまでの、限界バックオフィス奮闘記。