伯爵家の末っ子として生まれた私は、ある日遠く伯爵家が有する開拓村へと飛ばざれる事になった。
伯爵家では役に立たないハズレスキル持ちだったが、開拓には有用なスキルであった事から、男爵の地位を貰い、開拓を行う事になったのだが、領に着いてその時、馬車から降りようとして足を滑らせ、頭を打ったんだ。
そして、目覚めた時、ハタと前世なる今とは違う世界を生きたという記憶を思い出した。
ハズレスキルだって?
いや、私のスキルはトンデモナイ万能スキルじゃないか!
ただし、万能足り得る為には前世で得たらしい科学知識や物語の知識が必要だった。
さあ、前世の知識を活かして適当に領主として生きていこうと思う。