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取得日時> 2024-04-24 00:10:09
卑劣! 勇者パーティに追い出されたので盗賊ギルドで成り上がることにした!
「あなたのような卑劣な手を使う者は、勇者さまのパーティにふさわしくありません」
魔王領に入る時、賢者と神官はそう言って盗賊を追い出した。
勇者の幼馴染である彼は、勇者と共に冒険し、ここまでやってきたが……
勇者に惚れている賢者と神官に邪魔者扱いされて、勇者パーティを追放されてしまった。
手切れ金として渡されたのは大量の金塊と宝石。
ふらつく足で、盗賊はそれを背負い、故郷の街へと帰る。
そして出会ったのは、路地裏で生きる少女。
「よろしくお願いします、師匠!」
少女が切り出した勝負に負けた盗賊は、彼女を弟子にとり盗賊としての修行を始める。
それは少女が美しくも可愛い美少女であったのに加えて、盗賊のとある性癖のせいでもあった。
盗賊ギルドの依頼、領主からの依頼。
はたまた冒険者となって事件を解決する。
そして研究者たちが集う学園都市に赴いた盗賊は、
魔王直属の四天王である吸血鬼と出会ってしまった。
「あなた様のお名前を教えてくださいませんか?」
一目惚れする吸血鬼を加え、盗賊は本心を隠しつつ弟子を育てることになる。
追放されたパーティ。人類を救おうとする勇者。信者のいない神。
その全てを助けるために、ラブラブでほのぼので、どこか甘い盗賊ライフをおくる日々。
優しくとも卑劣な盗賊と、
明るく活発で寂しがり屋な弟子と、
退屈に殺された吸血鬼。
人と魔物と神の折りなす、勇者そっちのけのイチャ甘ほのぼの物語。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。

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