勇者パーティーの鑑定士レインは、
「戦えない役立たず」という理由で迷宮の途中で追放されてしまう。
しかし彼のスキル【鑑定】は、ただ物の価値を調べる能力ではなかった。
それは――
武具の隠された性能。
魔物の弱点。
人の潜在能力。
そして、この世界に眠る“本当の価値”。
すべてを見抜く力だった。
追放された直後、レインは偶然その力の本質に気づき始める。
価値のない石と思われていた希少鉱石。
落ちこぼれと呼ばれていた少女の秘めた才能。
壊れた武具の真の力。
彼は誰にも見抜けなかった“本物”だけを見つけ出し、仲間を集めていく。
やがてレインの周りには、
・規格外の才能を持つ仲間
・古代の武具や秘宝
・迷宮の隠された財宝
が集まり、世界を揺るがす力へと成長していく。
一方、彼を追放した勇者パーティーは、
レインがいなくなったことで次々と判断を誤り、破滅への道を歩み始めていた。
そして彼らは気づく。
自分たちが捨てたのは、
役立たずではなく、“世界の真価”を見抜く唯一の鑑定士だったことに。
だがその頃には、もう遅い。
これは、
価値のわからない者たちが没落し、
“真価を見抜く男”が世界を変えていく物語。