神は世界をリセマラしている。
世界を起こし、信仰を得て力を増し、絞りつくしたら終末を与えて最後のよすがとなる。
そして世界をリセットする。
侵攻は失うが、これまでに得られた力の一部を引き継いで新たな世界でまた信仰を得ていく。
その欲深さ悪魔にも匹敵する。
世界が終末に迫り、とある悪魔は神の仕業だと気づいた。
止めなければいけない、と悪魔は時を盗んだ。
時間を戻し、神のリセマラを止める。
そのつもりだったのだが、何の因果か悪魔は時間も戻った代わりに人間に転生してしまう。
神を殺そうと牙を研ぐ悪魔の前に世界の支配を目論む集団が現れる。
ちょうどいいじゃないか。
そいつらを飲み込んでやる。
そして、最後には神をも飲み込んでやる。
人でありながら悪魔。
悪魔の矜持を忘れぬ人間が目指すは神の首であった。