夏休み前日の放課後。図書室の整理を頼まれた“響”は不思議な声に誘われ。一冊の本を手にした。それはとても古びた本で中には不思議な文字と、可愛らしい少女の肖像画が書かれていた。
この日、彼がこの本を手にしてしまった事を切っ掛けに事態は想像もつかない方向に飛躍し。彼は異世界へと転移してしまう事にとなってしまう。
しかも、彼は“響”としてではなく。古びた本に描かれていた“肖像画の少女”として異世界に転移してしまったのだった。
彼女は一体何者なのか。かくして、彼は元の世界に戻れるのか。そして、彼は元の身体に戻れるのだろうか。それとも……
※★のついてる話にはイラストが載ってます。