五歳のとき、俺の父は“世界を壊した大罪人”になった。
そしてその瞬間、
俺の人生も一緒に壊された。
名前を呼ばれなくなり、
居場所を失い、
未来を奪われた。
九条漣。
罪人の息子という汚名だけを背負わされた少年。
漣に与えられたのは、
発動を遅らせるだけの不遇能力――
『遅延実行(ラグ・コマンド)』。
誰もが笑った。
誰もが外れだと言った。
だが漣は
“解析”と“知略”でその力を...
世界のバグを味方につける唯一無二の武器へと昇華させていた。
「お前の道は俺が作る。だから決めてこい、相棒」
圧倒的な破壊力を持つ烈(れつ)をはじめ...
多くの仲間たちが、
漣の「解析」の下に集結していく
父は、本当に世界を壊したのか。
それとも――
最初から壊れていたのは、この世界の方だったのか。
これは、
世界に拒絶された少年が
最高の仲間たちと共に、
不遇能力で“世界の正解”を書き換える物語。