家に帰ったら、村が丸ごと消えていた。目の前に広がるのは、何もない草原。
「おうち、どこ?」「おとうさん? おかあさん?」
答えてくれる人は、誰もいない。残されたのは、6歳の見習い天使アリアと、8歳の猫獣人ルカ、そしてウサギ(?)のマルルだけ。
女神様から聞かされたのは、村が消えたのではなく、別の土地へ移されてしまったということ。世界のどこかに散らばった八つの「鍵の欠片」を集めれば、村を元の場所へ戻せるという。
こうして三人は、家族のもとへ帰るため旅に出る。知らない町を歩き、人や精霊と出会い、古い謎をひとつずつ解いていく。
まだできないことも多い小さな天使が、失敗しながら、誰かに助けられながら、少しずつできることを増やしていく。
これは、小さな天使と仲間たちが紡ぐ、心温まる冒険ファンタジー。
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