朝はヒールが壊れ、昼は仕事で叱られ、夜には結婚を考えていた恋人に別れを告げられた。
散々な一日の終わり、人助けをした美桜は穴に落ち、神に頼まれて異世界の聖女となる。
ただし、言われるまま働くつもりはない。
「世界を救ったあとは、私にも幸せな結婚をさせてください」
そう約束を取り付けた美桜は、聖獣とともに穢れを浄化する旅へ出る。
旅の先々で出会うのは、竜族、エルフ、冒険者、王族――それぞれに事情を抱えた魅力的な男性たち。
背中を預け、時に別れ、再び巡り会いながら進む世界を救う旅。
果たして美桜は使命を果たし、自らの幸せと運命の伴侶を手にすることができるのか。