法務部勤務のサラリーマンだったカガリは、異世界の貴族の庶子に転生していた。
しかもこの身体、十八歳になると“魔女の呪い”で死ぬ運命らしい。
……ただしその呪い、よく調べてみると「期限」ではなく「条件」で発動するタイプだった。
なら話は簡単だ。
前世で培った法務知識をフル活用して、条件を一つずつ潰していけばいい。
そうしてカガリは、見事に死亡フラグの回避に成功した。
――はずだった。
「た~まや~!」
炎上する領主館を見下ろしながら叫ぶカガリの隣で微笑む従者リズレインの視線には、どこか執着めいたものがあり……。
ロジカルに運命をねじ曲げた主人公と、静かに執着を深めていく従者が織りなす、異世界主従ボーイズラブ。