〜終身奴隷の僕は、追放された竜族の王子と旅をする〜
実験体として追われる人間リフは、逃走の果てに蝙蝠族の青年ゼルに助けられる。ぶっきらぼうで乱暴で、それでも見捨てないその男の正体は、竜属の王子。
生き延びるために始まった同居は、やがて互いを思い合い、離れ難い関係へと変わっていく。
ただの生き延びるための関係だと思ってたのに、二人はお互い惹かれ合いながら、世界の運命ごと巻き込まれていく。
逃げ続けてきた人間と、王になる気なんてなかった獣が、一緒に旅をする中で、同じ道を選ぶようになる物語。
終身奴隷として実験に使われ、逃げ続けるリフの存在は、
ゼルにとって、この世界そのものと向き合う理由になっていく。やがてゼルは、自身の過去と向き合い、王となる道を歩み始める。