愛する婚約者だった第二王子を聖女に奪われ、嫉妬の果てに断罪された悪役令嬢セラフィーナ。愛する人が手に入らないならば、いっそ世界を滅ぼしてやろうと悪魔を召喚──したその瞬間、思い出しました。前世の記憶。プレイした乙女ゲーム。悪役令嬢。悪魔召喚。聖女。そして、処刑。……やっちまったな。
召喚が露見すれば即処刑。悪魔はいずれ聖女に討たれる運命。
完全に詰みの状況で、破滅エンド寸前の悪役令嬢と、退屈すれば即世界を滅ぼしかねないラスボス悪魔が結んだ契約は──。
「私たちは、互いを守る」「余の身を危険に晒してみよ。その時にはそなたの四肢に別れを告げる覚悟をしておくがよい」
運命共同体となった二人は、世界を敵に回し、運命に立ち向かう。