あやまりだらけの彼らだけれど。
弱さに向き合う彼らの行く末は――。
第三幕まで終了。第四幕開始しました。
ラナトラレサの世界。それは自然に愛され、自然の力を借りることができる世界。
この世界に住んでいる人々は、太陽、炎、森、陸上動物など、国ごとに違う自然の一部から加護を得ている。
王族が中心の話。しかし、彼らも人間である。
迷い、葛藤し、足掻きながら生きていく。完璧なんてものは存在しない。
矛盾を抱え、間違いを犯すのは、必然であろう。
自分の弱さと向き合いながら生きていく。
第一幕、緑の楽園
シルバ国が突然、鎖国を始めて五年。そこに一人の人物が訪れることで変化が生じる。
シルバ国はどうして鎖国を始めたのか。また、シルバ国を訪れた人物の目的とは。
第二幕、赤の王位継承
ソリス国の王位継承をめぐり、多くの人の思惑が交差する。
ソリス国には「王となるものは赤い瞳を持つこと」という慣習がある。
赤い瞳を持たない第一王子、ロジュはソリス国の王位を継ぐことができるのか。
優秀だが赤い瞳を持たない第一王子ロジュ、表情豊かだが腹に一物ありそうな第二王子テキュー、五歳という幼さで王位継承権の放棄を宣言した第一王女クムザ。
ソリス国の王太子の座を手にするのは誰か。
第三幕、緑の秘密
隠されていた秘密が明らかになっていく。秘密を明かすにも、知るにも勇気が必要だ。自分の内面に踏み込まれる覚悟はあるか。踏み込む覚悟はあるか。
そして自身の過去の罪と向き合うことになる。
さらにシルバ国で起こった事件は解決へ!
第四幕、黄の救済(更新中)
注意
恋愛感情は男女間でしかありませんが、様々な形の愛情は同性同士でもあるので、苦手な方はご注意ください。
同性間では、恋愛感情ではないので、タグはつけていません。同性の間に存在するのは、友愛、家族愛、執着など別の形です。
第一幕、緑の楽園は以前、学校の無料配布の部誌に同名、「緑の楽園〈ラナトラレサの世界〉(ペンネーム:霧雨)」として掲載していますが、内容は加筆、変更を加えています。
第二幕以降は他に掲載はしていません。