高校教師である池谷 大河(いけたに たいが)は同僚の女性教師である道種 千鶴(みちたね ちづる)と結婚し、1人娘の音瑚(ねこ)を授かった。
美しい妻に支えられ……可愛い娘の成長をそばで見守る……まさに幸せを絵にかいたような大河の人生……。
ところがその人生も……音瑚の1歳を迎える誕生日に終わりを迎える。
娘の誕生日を千鶴と祝おうと、予定より早く帰って来た大河の目に映ったのは……愛する千鶴が義理の祖父である熊次郎(くまじろう)と自宅で浮気している姿だった……。
2人は何度も体を重ねており、しかも音瑚までもが熊次郎の子供であることを暴露する。
熊次郎は優秀な自分の子供を増やせば歪み切ったこの日本を正せると信じ切り、千鶴もエリート高校で理事長を務めている熊次郎の優秀な種で孕むことを自身の義務だと言い張る。
狂気に満ちた2人に恐怖を覚えた大河は千鶴との離婚……そして、音瑚を自分の娘として育てて行くことを決意する。
離婚に向けて話を進めようとする中……大河は驚愕の事実を知り、熊次郎と千鶴は破滅に向かうことになる。