神官として、幼い頃から神殿で暮らしているサリカ。年月とともに階級は上がり、気付いたら立派な行き遅れにはなったが、それなりに充実した日々を送っていた。
そんなある日、サリカは神殿長の依頼で隣国まで行くことになる。手紙を届けるだけの簡単なお役目。さっさと終わらせ土産を買って帰るつもりだったのに、予想外の事態に巻き込まれてしまった。
何をしたらいいか分からないけど、できる事をやるしかない。そう腹を括ったサリカに待ち受けていたのは……。
望まぬ出世と微妙な二つ名を得たサリカは、世界の真実と向き合いながら、自分の役目を果たしていくことになる。