入学当初、友だち作りの波に乗り損ねた俺、佐藤一(さとうはじめ)は、浮かれた話が一つも無いさみしい夏休みが終わり、二学期が始まってもクラスに友だちは一人もいなかった。
その日も、昼休みに肩身の狭い思いをしながら、教室の自分の席でぼっち飯を食べていた。
俺の後ろ、最後尾の席に座るのは学校一の美少女と噂される才色兼備の女子生徒、白川瞳(しろかわひとみ)。
一度も言葉を交わした事が無いぼっちの俺に、なぜか彼女が二つ折りのメモを渡して、美術室に呼び出した。さらに、あろうことかその日の放課後、駅前で待ち合わせ、彼女の自宅へ向かうという展開に。
果たして、彼女の目的とはいったい何か?……。
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71 瞳の提案 で、一旦完結です。
72 根本遥の独白① プロローグ からは、追加エピソードです。
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