娼婦だった伯母が病気のために娼館を追われ、伯母の妹が嫁いだ公爵家へやって来た。
どうやら実家の弟に見捨てられ行き先がなかったため、私の祖母が公爵家に招いたらしい。
伯母は離れに住み着き、自由に振る舞っている。
私にとって伯母は、相思相愛の両親の真実の愛を邪魔する存在でしかない。
元々父の婚約者だったのに、結婚式当日に駆け落ちし、父を捨てた伯母など、人としてもどうかと思う。
だが、自分の命の刻限を知る伯母の行動、その周りの者の言葉──
やがて私は伯母の真実を知る事になる。
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※こちらはアルファポリスで開催されている第一回新エンタメ大賞参加作品です。