ホルムズ海峡で、海上自衛隊護衛艦『ぎんが』は、炎上する日本船籍タンカーの救難信号を受信する。
急行する『ぎんが』に、正体不明の高速舟艇が急迫――。
風間ジェミニ艦長は、警告も国籍確認も行わず、
「主砲、てーっ!」
と発砲を命じた。舟艇は爆発し、海に沈む。
その後、『ぎんが』はタンカーから日本人十一名を救助する。
しかし、風間の判断は“戦争の引き金”とされ、
戦後初めて、現役自衛官が日本の刑事法廷に立つこととなる。
風間の指揮は、
正義だったのか。狂気だったのか。それとも――。
本作には、各章の間に”間章”が挟まります。
報道・SNS等で本編進行時の日本社会の空気を描いています。
物語理解に必須な部分ではありませんので、
気になるところだけ拾い読むなどお好みに応じてお楽しみください。
本作は、現実の事件・国家・組織とは一切関係のないフィクションです。
作者は、このような悲劇が現実に起こらないことを心より願っています。
※原則、月・水・金の二十時公開としていましたが、熱量が切れないうちに物語を届けるため、今後は毎日更新や、書け次第一気に複数話を先行公開するなど、投稿ペースを加速させていきます!
※本作は『カクヨム』でも同時に公開しています