戦国時代に転生したら、なぜか坊主になっていた。しかも仕えた相手は、今川家の軍師・太原雪斎。
「静かに暮らしたい」――そんな願いは一瞬で崩れる。書類仕事に外交、戦の準備。気づけば完全にブラック環境だった。
俺はただ楽をしたいだけ。その場しのぎで適当に動いているだけ――のはずなのに。
なぜかその行動は周囲に深読みされ、「先を見通している」「全て計算の上」と評価されていく。
気づけば“できる坊主”どころか、今川義元にまで目をつけられ、軍師として扱われる始末。評価されるほど仕事は増え、逃げ場はなくなる。
ーーいや、俺ただ楽したいだけなんだけど?
これは、やる気ゼロの坊主が勘違いと理詰めによって追い詰められていく戦国コメディである。