この世界では、16歳になると誰もが“スキル”と呼ばれる特殊能力に目覚める。
ごく普通の高校生――神代レンも、その例外ではなかった。
目立たず、静かに生きていきたい。
そう願うレンが手に入れたのは、**「神核生成」**という意味不明なスキル。
能力の詳細も分からないまま迎えたある日。
クラスで一番素行の悪い生徒に絡まれ、「そのスキルを見せてみろ」と迫られる。
仕方なくスキルを発動したレンの前に現れたのは――
赤髪の幼女。
「なんだよそれ、幼女を出す能力かよ」
クラス中の笑いに包まれる中――
次の瞬間。
幼女は静かに告げる。
「主に対する害意を確認」
そして、クラス最強と恐れられていた不良を――
一瞬で叩き伏せた。
その日を境に、レンの日常は一変する。
ランダムで“神に等しい存在”を生み出すスキル《神核生成》。
自らを“擬神”と名乗り、主を守る存在たち。
これは――
意味不明な力に振り回されながらも、
擬神と共に生きる少年の物語。