小説の世界をこよなく愛する宮本サラは、ネット小説を読み漁るのが日課だった。その中でも、何度も繰り返し読んだのが『フォティアの悪女』と呼ばれるファンタジー小説。連載中のまま更新はなく、いつまでも待ち続けていたサラだったが、ある晩、眠りに就くと夢の中で、どこか見覚えのある女性と出会い────目を覚ますと『フォティアの悪女』の主人公・フレアになっていたのだった……。
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