『我らの娯楽に付き合え。ダンジョンは其方らに利をもたらし、時には牙を剥くだろう。其方らがどうするか、楽しみにしている』
――かつて神々は、人類にそう告げた。
それから三十年。世界には無数のダンジョンが存在し、レベル、ジョブ、スキルを得た人々が魔物と戦う時代になっていた。
そんな地球に、異世界から一人のエルフが転移する。
プリシラ・プリミエール。エルフの国の王女である。
突然見知らぬ世界へ放り出された彼女は、元の世界へ帰る方法を探すことになる。そして知った。神々の創り出したダンジョンを踏破し、彼らに願いを届ければ、その願いは叶えられるのだと。
故郷へ帰るため、プリシラは現代のダンジョンへ挑む。
その一方で、彼女を待っていたのは、異世界にはなかった食事、文化、街、そして新たな仲間たちだった。
これは、異世界のエルフ王女が、神々のダンジョンを攻略しながら現代の世界を知っていく物語。