「お前は僕の子分にしてやる」────まだ幼い6歳の頃、ジオラルド王子のその一言で、エレンの人生は『殿下の側付き』として進む事に決まった。それからというもの、常に王子の隣りで学園生活を過ごしてきた彼女は、大人になった今も王子の護衛騎士として働いている。貧乏伯爵家に生まれ、家族を食べさせていかなければならない彼女にとって、女としての幸せなど手の届かぬもののはずだった。
しかしそんなエレンに、転機が訪れる。それは同じ近衛隊所属の同僚騎士・アークにプロポーズされたこと。しかし主君であるジオラルド王子に結婚退職を申し出た途端、彼女は何故か、王子の婚約者に指定されてしまい────!?
天邪鬼な王子様×鈍感な女騎士の、拗らせ幼馴染ラブ!