25歳の陸上自衛官・大城悠真。
ある日、自室に現れたブラックホールを抜けた先は――1600年の沖縄だった。
しかも悠真は、現代と400年前の沖縄を自由に行き来できる。
食料、工具、品種改良された現代の種、生活用品。現代では当たり前の物でも、400年前では大きな力になる。
やがて悠真は海辺の小さな集落に辿り着き、そこで暮らす人々と出会う。
農業、住居、交易。
九州大学で学んだ土木の知識と、自衛官としての経験を使いながら、悠真は少しずつ村の暮らしを変えていく。
もちろん、400年前の世界は悠真の知らないことばかり。
必要な知識があれば現代へ戻り、調べ、ChatGPTに聞き、また過去へ持ち帰ればいい。
小さな工夫が村を変え、新しい道具が人々の生活を変え、人との出会いが次の出来事へとつながっていく。
現代の知識と道具を持つ25歳の自衛官が、1600年の沖縄で小さな村から未来を変えていくタイムスリップ物語。