ある日、現代日本でプログラマーとして働いていた青年は、突然異世界へ勇者召喚される。
しかし能力測定の結果は――戦闘能力ゼロ、魔力も一般人以下。
「役立たずだ」
その一言で、彼は王国からあっさり追放されてしまう。
召喚されたその日のうちに国外放逐。
頼れる仲間も、帰る場所もない。
だが、辺境へ向かう途中で彼は一つの“違和感”に気づく。
壊れた魔道具に刻まれた魔法陣。
それを見た瞬間、彼の目にはそれがただの模様ではなく――
プログラムコードのように見えた。
条件分岐、魔力制御、発動式。
まるでソースコードのように構造化された魔法陣。
この世界では魔法陣は「使うもの」であり、
誰もその仕組みを理解していない。
だが彼だけは違った。
解析できる。
修正できる。
そして――改造できる。
壊れたランタンを直せば永久光ランプに。
粗末な農具を改造すれば自動農業魔道具に。
回復薬を改良すれば完全回復ポーションに。
やがて彼の作る魔道具は辺境の村を変え、
商人を呼び込み、街を発展させ、
ついには王都にまで噂が届くことになる。
だがその頃、彼を「役立たず」と追放した王国は
魔物被害と魔道具不足に苦しんでいた――。
追放された元プログラマーが
魔法陣を解析して世界を変える!
異世界魔道具革命ファンタジー、開幕!