始まりは、40歳間近の人間不信のサラリーマン三神雪斗(サンジンユキト)が美人の部下に突如誘われて異世界に越界した事だった。
越界以降、異常な早さで剣技や魔法を習得し、気づけば様々な世界の強者が仲間となったトライブ・レヴルストラのリーダーとなっていた。
神や天使、悪魔や伝説上の生き物まで巻き込んだ壮大な物語の中心となって生きるハメに!
40歳間近だったのが越界した途端20歳くらいに若返ったのはなぜか?
皆なぜ人間の自分を英雄神と呼ぶのか?そして仲間はなぜ自分をマスターと呼び慕うのか?
ゲヌスと呼ばれる地上生物では一瞬で蒸発してしまう魔力の河カルパを平気で渡り越界出来るのはなぜか?
神や天使、悪魔達はなぜ自分をアノマリー(制御可能な不確実性)と呼ぶのか?
人間ではクラス3までしか使えない魔法が自分にはクラス5以上使えるのはなぜか?
登場する数々の遺物を残した古代文明の正体は?
ゲヌス(地上生物)とイドラ(根源種)とは?
いく先々の世界に落ちてくる隕石の正体は?
観察者と呼ばれる者達の正体は?
自分が名乗っている名のスノウ・ウルスラグナとは?
9つの世界(ハノキア)をそれぞれ守護する大天使達、全てを知る素振りを見せるルシファーに対し暗躍する大魔王達、そして多神教の神々の台頭。
人間が人間のための世界を作る事を推し進める秘密結社ニルヴァーナや人類議会(ヒューパラメンタル)とそれに敵対する組織の八咫烏。
根源種で元素を司る9体の龍のクズリュウと世界崩壊のカギを握る九獣神達。
迫り来る虚無と宇宙意思の下、全てを観続ける観察者たち。
様々に張り巡らされた伏線が神々や悪魔、伝説の生き物達など500を超える登場人物と複雑に絡み、物語が進むにつれて回収され、最後には歴史を覆す驚愕の真実に辿り着く。
スノウという自分が何者なのか分からない男がセフィロト、クリフォト、リベラト、インペリアト等の多元宇宙と、ハノキアと呼ばれる分裂した分体宇宙が交錯する数々の異世界を旅して、多くの仲間との出会いと別れを繰り返して成長していき、やがて自分が宇宙の破壊と再生の鍵となっている事を知り自分の求める世界を目指して歩んでいく壮大な一大叙事詩を是非お楽しみ下さい!