時は大正。
元暗殺者の青年・琥春は、空腹で倒れた所を神職者で除霊師でもある榊浦良に助けられる。
浦良は、衣食住を提供する代わりに自身の仕事を手伝うよう琥春に提案する。
そこに新米職業婦人のひよりも加わり、三人は憑き物落としに挑んでいくが…。
わんこ系元暗殺者
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気難しいツンデレ神職者
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健気で気弱な才女。凹凸トリオの怪奇譚が幕を開ける。
【登場人物】
琥春(こはる)…20歳。短気だが生真面目で硬派な性格。元暗殺者で高い身体能力を持つ。
榊 浦良(さかきうらら)…27歳。高慢で潔癖症な神職者。内務省からの依頼で憑き物を落とす仕事をしている。冷淡に見えて面倒見がいい。
十和(とわ)ひより…18歳。少し天然気味で一生懸命な性格。帝大を目指す弟の学費を稼ぐため、職業婦人の道を選んだ。気弱に見えて有能な才女。
参考文献
憑き物(怪異の民俗学)
小林和彦責任編集
創作のための呪術用語辞典
えいとえふ
著
日本怪異妖怪大辞典
小松和彦
著
じぶんでできる浄化の本
神人
著
本作品はエブリスタさんでも先行公開しています。