伯爵令嬢オルレア・スティールは十四歳の頃、王弟の婚約者候補に選ばれるも選ばれなかった。二年後に辺境伯当主ロバートへ嫁ぐが、初夜に「あなたを妻にすることはない」と告げられ、五年間〝仮面夫婦〟として生きることになる。
ある日、ロバートが幼馴染みの男爵令嬢ヴィクトリアを支援していることを知り、オルレアは離婚を決意。実家へ戻るが、兄ジェイコブは今度こそ妹を幸せにしようと再婚相手探しに大暴走。
そんな中、オルレアの前に現れたのは、なぜかずっと彼女を見ていた不器用な彼――。
選ばれなかった令嬢が、ようやく愛されるまでの物語。
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