「ああ、いいわね、レイジングドラゴンの経験値は」
幼少期に悪魔召喚の生贄にされ、左目と左腕、右足を失った少女アリーシャ。
両親から見捨てられた彼女の唯一の趣味は自作の【魔導義肢】の改造、そして密やかにダンジョンで魔物を狩りながら経験値にのみ生の実感を覚える日々。
そんな彼女は王立学園の入学を機にレベルが伝説上の上限値【255】であると判明してしまう。
いけ好かないエリートに絡まれても無自覚にねじ伏せたりしていると国王と謁見することになったり、今度は両親が手のひらを返して頼みごとをしてくるが……
「これは対等な交渉などではありません。威力を伴う警告です。別に私は貴方を殺したっていい。私のレベルが正しいなら誰も私を殺せないのだから」
淡々と冷徹にそして残酷に彼女は義手のブレードを親に突きつける。
これは最強の少女アリーシャが大切な存在と出会い、自分の手足と目を奪った両親と決別する物語。
※カクヨムにも同じ作品を掲載しています。