この世界の者は、神から与えられる固有スキルを持つが、エミール・ガーデンは、スキルの文字が「メ@#&」で、読めなかった。
それゆえ、使えないスキル持ちと見下され、長男ではあるが、次期伯爵にはなれないと言われていた。
ある時、婚約者の領地へ招待されたが、義弟と婚約者の裏切りによって、川に落とされてしまう。
死が迫ったとき、彼は自分の前世を思い出し、そのおかげか固有スキルもつかえるように。
「固有スキル、メルヘン?」
メルヘン魔法の使い手として、これからは自由に、夢に向かって生きると決めたエミール。
彼は前世の夢を叶える旅に出る。
「私の夢は、手芸のお店を開くことだったの」
前世四姉妹と仲良く趣味の『手芸』に没頭していたせいで、口調が姉達と同じになっていたけど、気にしない気にしなーい。
あら、今世も変わらないけど、まあいいわ。
自分の夢を叶えながら、みんなを幸せにしていく物語。
「ところで、メルヘン魔法って、何かしら?」
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