航海士を目指す大学生・天野渚が目覚めたのは、1803年――敗北が確定しているナポレオン時代のフランス艦隊だった。
彼女を救ったのは、勇猛果敢な提督でありながら、亡き姉の魂を宿した「おねぇ」の心を持つ男・シャルル。
剣も魔法もない世界で、渚の武器は未来知識と航海術、そして“生活の知恵”と、“現代の資格”。
渚が現代のある飲み物を完成させた事で世界はとんでもない方向へ向かって行きます。
産業革命と共に歴史を加速させ、そして遂にはナポレオンとの対面へ!
二年後に待つのは、歴史に刻まれた大敗北『トラファルガーの海戦』。
さらに、同じく未来から来た男・成瀬が、イギリス側の“予言者”として立ちはだかる。
憧れだった友人と『守り』と『破壊』の争いに…。
渚の『知恵』は、工学・物流の世界に劇薬を落としていく。
渚がナポレオンと関わる時、ヨーロッパの時代が大きく動く!
ネルソン・フルトン・そしてナポレオンを皇帝に押し上げたジョセフィーヌとの対立!
まさかの『あの現代の飲み物』でナポレオンの戴冠式で祝杯をあげたら?
敗北確定の歴史を、知略と生活力で覆す――異色の海洋歴史逆転ファンタジー。