物理的な肉体を所持し、それで人間を殺してきた、『霊』と呼ばれる生命体が存在しているこの世界。昔から霊は人間を殺し続けた。政府はその霊から人々を護るために『霊伐隊』という組織をつくる。その組織の主な仕事は『霊から人間を護ること』。中学2年生の私――坂田柊菜《さかたひな》は、霊と戦えるほどの力をつけ、ようやくこの組織に入ることができた。『この組織に入れば、あの霊を……アイツを殺せる』、そう思ったから嬉しかった。霊をどんどん討伐していくたびに、私は何かを思い出す。私の……過去……? そしてアイツに近づいていくたびに私の運命が変わっていった。霊を倒す、私の物語が……。
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