かつて大戦で王国を勝利へ導き、
“白銀の剣聖”と称えられた少女アリシア。
しかし終戦の地で力尽き、
彼女は長い眠りにつくこととなった。
――そして時は流れ。
目を覚ました彼女を迎えたのは、
山奥の小さな小屋と、
かつて騎士団を率いた盟友、
“紅蓮の剣姫”アルマだった。
変わり果てた世界。
そして、歴史から消された英雄の名。
表舞台には現れぬまま、
世界の歪みは静かに広がり、
再び、何かが動き始めている。
老いたアルマは、かつての英雄に頭を垂れ、
ただ一言、願いを告げる。
「どうか――もう一度、世界を救ってくださいませ。
――剣聖様」
これは、
時を超えて目覚めた少女が、
世界と向き合う物語。
少女は、その願いに応え、再び
“剣”を取るのだろうか――。