西部開拓時代末期――世の中が荒れ、アウトローがはびこる世界。ギャング集団――咲き乱れる花の強盗団(フローリィンザ・ブルーミング)の団長、ガレット・ローズはニューヨークのマフィア組織――バルべナ・ファミリアのドン。マッティア・バルべナとの取引でユニオンパシフィック鉄道株式会社社長のE・H・ハリマンがエルパソ銀行に列車で輸送する大金、100万ドルの強奪を依頼される。
取引を拒否したガレットだったが、マフィアの強引なやり方によって、1ヶ月後までに代わりの100万ドルを盗めなければ強制的に言う事を聞いてもらうと無理やり契約を突き付けられる。
しかしガレット達は、代わりの100万ドルを用意する事ができず、仲間を1人なくしてしまう。マフィア組織に協力する事になったガレット率いるギャング達は、エルパソ行きの列車に乗るため出発する。
しかし、その先で彼らを待ち受けていたのは、“シャルネス”と呼ばれる精神病の一種でありながらも人間に魔法のような特殊な能力を授ける未知の病を持つ様々な敵達。同じくシャルネスを持つガレットやその仲間達は、100万ドルを積んだエルパソ行きの列車を目指す冒険の中で次々と迫り来る敵の能力者達と激しい戦闘を繰り広げる! 果たして、100万ドルを手にするのは誰になるのか? ギャング、マフィア、警察。西部開拓時代のアメリカ3大勢力が激突! 100万ドルを巡る三つ巴の銃×能力バトルが今、始まる。
異能バトル西部劇始動……!
※中盤以降、歴史物というよりファンタジー寄りになってきます。
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