「お姉ちゃん、私はもうお腹いっぱい」
痩せ細った5歳の妹・マリーがついた精一杯の優しい嘘。その言葉を聞いた瞬間、貧しい村娘・ハル(14)の脳裏に前世の記憶が蘇った。
(違う、これはゴミじゃない……宝の山だ!)
村人が「家畜の餌」と嫌う硬い芋は、揚げれば黄金色の『フライドポテト』に。「呪いの魚」と恐れる巨大ナマズは、秘伝のタレで『極上の蒲焼』に!?
泥沼で立ち往生していた駆け出し行商人の少年・アレクを相棒に、ハルは現代知識と料理の腕で、どん底の貧乏生活をひっくり返す!
これは、捨てられ食材を絶品グルメに変え、愛する妹を本当の意味でお腹いっぱいにさせる物語。やがて辺境の貧乏村は、世界中から客が押し寄せる「伝説の美食の街」へと変貌を遂げる――。
中編小説として書いています。
プロットはすでに完成しているので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです!