【ゾンビナイト〜ゾンビな僕はカオスなテーマパークで踊るだけ〜】
テーマパークで“ゾンビダンサー”の仕事に就いたカッピー。愉快なダンサー仲間と優しいスタッフに囲まれて、夢のダンサーへと一歩を踏み出したのだった。
しかし、そこで待っていたのは何とも個性的な面々。
——ストーキングまがいのことをするファン
——バズり目的のインフルエンサー達
——ずっとゾンビになりきっている先輩
様々な人たちの人生が交わるテーマパーク。それぞれの物語はやがてハロウィン当日の一大イベントへと繋がっていくのだった。
笑って泣けるテーマパーク群像劇がここに開園です!
【クリスマスナイト〜弱気な僕はカオスなテーマパークで駆けるだけ〜】
僕の名前はタテノ。今年の秋からUPJってテーマパークでバイトしているどこにでもいる普通の男子です。
忙しかったゾンビナイトも終わって、園内はすっかりクリスマス模様……なんだけど、僕の心の中はあることでいっぱいだった。
——大好きなあかねちゃんに告白する!
クリスマスまでには2人幸せな仲睦まじいカップルになりたい……。仕事ではビッグボスに怒られてばかりだけど……。
ある日園内に飾ってある絵を見ていた時のこと。
「タテノもこの絵好きなの?」
ビッグボスにそう話しかけられた僕。どうやらビッグボスも新人の頃によくその絵を眺めていたらしい。
——あのビッグボスにも新人の頃がね……
そう思っていると、突如絵に吸い込まれる感覚がした。
ぐわぁぁあん
「君、ここで何してるの?」
絵に吸い込まれた僕の目の前にいたのは、新人の頃のビッグボスだった。そう、僕は絵に吸い込まれて、過去のパークにタイムスリップしてしまったのだった。