やめたいのに、なぜか昇進する騎士団長。
東ロンバルディア帝国・第七騎士団は、
“なぜか仕事が止まらない”異常な組織だった。
厳格で恐れられる副官エリシアと、
無自覚に空気を変える“噂の姫様”リリア。
同じことをしているはずなのに、なぜか評価は真逆。
それでも組織は――完璧に回ってしまう。
その理由は誰にもわからない。
ただ一人を除いて……いや、その本人すら気づいていない。
「……なんか回ってるな」
無自覚な団長を中心に、
人も組織も“調律”されていく。
これは最も理解されない形で完成していく騎士団の物語。