死を想え、死を忘るるなかれ――さすれば、汝、星辰の如く輝かん
刺殺された男が転生したのは数分前に原因不明の死を迎えた身体だった。
男は傭兵団【曙光の鷹】団長・ホークの息子――メナトとして家族愛に溢れた家庭に転生。
転生と同時に右手に謎の紋章を授かる。
紋章は魔法を強化し、様々な恩恵をもたらすこともある希少なもの。
魔法とは経験やイメージを具現化したもの。
メナトの両親も傭兵としては珍しく紋章師。
一つ下の妹ステラは失明しており、それをメナトが助ける生活。
漠然と生活する中で、メナトはふと自分の死に疑問を覚える。
それはメナトだけでなく妹のステラもだった。
そんなある日、傭兵団に悲劇が舞い降りる。
その時、右手に刻まれた紋章が反応し――
メナトは家族の秘密を知る。
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