バス事故に巻き込まれた都筑
浩輔は、真っ白で何もない部屋で目を覚ました。そこに居たのは、理由も分からず集められた老若男女の127人。戸惑う浩輔たちの前に、謎の少年が現れて言った。
「あなた達は、すでに死んでいます」
半信半疑の人々に、ここが現世で無い事を『身をもって証明』する少年。そして、ひとりに1個ずつ与えられた珠を、7日目までに100個集めれば、生き返ることが出来ると宣言した。
人々は戸惑いながらも、生き返るために何をすべきかを模索し始めた。
珠を票と解釈し、優秀な自分に投票するべきだと力説する青年。恥ずかしげもなく、珠のために自分の体を売る女性。珠の奪い合いよりも、恋をしたいという女子高生。
そして、浩輔はバスの中で見かけた少女に、あっさりと自分の珠を譲ってしまう。
訪れた死は、人間の絶望と欲望をあぶり出す。
それでも、人々は新たな絆を結び、愛を信じて、希望を託す──。
これは、哀しきネクロス《死者たちの》ゲーム。
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イラスト
ひとみゃん(@hitomyan_udon)
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