世界最大の帝国・ガーシュタルク。
その皇妃選抜試験に、
小国バルクシアの王女エリューが参加することになった。
――が。
本人はまったく乗り気ではない。
どうせ受かるわけないし!
落ちたら自由だー!受からないように動いてやる!
そう思って帝国へ来たエリューだが、
計画通りには進まない。
ちょっとバカのフリしたつもりが、
スーパー無駄知識を披露してしまったり
舞踏会で目立たないよう端で踊ってたら無意識に光っちゃったり
ピアノ試験で超簡単な曲を選んだのに圧倒しちゃったり...
一方、
並外れた強さを持つ皇帝は、
戦地ばかりを生きてきた不器用な男だった。
これは「絶対落ちたい王女」が、
無自覚のまま世界中を変えていく物語。
そして、孤独な皇帝が少しずつ“幸せ”を知っていく、恋の物語。