元々、ギルドのメンバー達にすら見放されてしまうような落ちこぼれであったものの、いつしか国に仕える国内最強の錬金術師と呼ばれるまでになっていたアルス・アルキミア。
しかし、その後彼は自身のとある癖が災いし、『国崩し』と渾名されるようになってしまい。主であったはずの国から居場所を追われ、命を奪われかけ。
斯くして、戦闘によって薄汚れた様相のまま放浪の旅を始める事になってしまった訳なのだが。
ひょんな事から視察団の女隊長ヨルダ・ヒルデガルンにその実力を認められ、彼女の屋敷へと行く事に……
そこでは彼女の妹、ユーデリア・ヒルデガルンの教育係をしてみたり。またある時は幼馴染かつルームメイトのサブリナと色々とあったり、なかったり……と、とにかく忙しい日々。
そんな屋敷の中でアルスはこれから、どうなってしまうのだろうか……これは、最強の錬金術師である彼のそのような日々を綴った物語である。