関東地方のとある高校に入学した、女の子がいました。
彼女は白い髪に色白の肌、おまけに赤い目という非常に珍しいアルビノという症状で産まれた子で、名前を『鈴宮このは』。
特異な容姿と魅力で知らず知らずの内に人気者になり、高校生活を満喫していくものの、彼女にはクラスメイトは疎か先生すらも知らない秘密があった······。
「あの子はね、私の子供なの。娘なんだ。」
「「「「ええぇぇぇーーーー!!??」」」」
「ちょっ·····ちょっとまって!このはちゃん!! このはちゃんは今年16歳でしょ?あの子が本当に子供だとしたら、いくら何でも大き過ぎない!? 一体いくつの時の子なのよ!?」
知らされた秘密に驚くクラスメイト達。
更に彼女の持つ魅力と能力に翻弄される周囲の人々。
賑やかで楽しく、時には寂しく、時々ラブラブでいちゃいちゃ。
この作品は、このはちゃんの日常に気持ちや想いを交えてお送りする彼女の物語。