没落した伯爵家の令嬢であるセレナ。
彼女はある日、オケアノス王立学園に通うことになり、そこで自分とは正反対の少年エンデュミオンと出会う。
最初は衝突が多かった二人だが、ある事をキッカケに、固い友情が芽生え、次第に自分と彼との身分の違いを分かっていながらも、彼女は彼に恋をしてしまう。
しかし、ある日の夜に、突如として大量の流星群が空を覆い、この世界を救う“聖女”の訪れを告げ知らせたのであった……
そこで彼女は、自分には前世があり、自分が小説の悪役に転生したことに気づく。
さらに、そのショックが癒えないまま、悪役である自分がヒロインである聖女を守る聖騎士に選ばれたとして二人は引き離されてしまう……
※主人公が割とマジで可哀想な目に遭いますが、悲恋じゃないです。