魔法が失われ、前文明の遺産——『遺物』が世界を支配する時代。
遺物の歪みを追う少女、『エルトゥールル・ハウル』
通称、エルル。
彼女はある遺物によって、身体を幼女へと変えられてしまう。
しかも、その身体で生きられる時間は——残り一年。
元の身体へ戻る方法を探す旅の途中、エルルは一人の男と出会う。
世界最後の魔法使い。
死なない男、『ライザ・テオドール』
死ぬことが決まった少女と、死ぬことのできない魔法使い。
正反対の二人は、遺物を巡る事件の中で少しずつ互いの過去へ触れていく。
これは、終焉へ向かう少女が、
最後の一年で何を見つけるのか。
そして、死なない男が、
もう一度「生きる意味」を見つけるまでの物語。
『機械』と『魔法』が交差する世界で、
二人の旅が始まる