太平洋戦争末期に生まれ、昭和の高度成長から平成・令和の不況までを電話技術者として生き抜いた88歳の老人。その人生を終えたはずが、気がつけば戦国時代の関東に--しかも女性として転生していた。
時代小説とラノベとトンデモが大好きで、戦国時代の知識はそこそこあるが、関東史はあまり詳しくない。しかも転生先は“微妙に史実と違う”並行世界。周囲はどう見ても日本人なのに、なぜか自分の名前だけ外国風・・・
前世で磨いた電話技術は戦国で役に立つのか。生き残れるのか。天下を取るのか。その前に、女性の地位が低いこの時代で、汗臭い荒武者と政略結婚させられてしまわないか。--そんな不安を吹き飛ばす、規格外の協力者が登場!
そこから物語はゆっくりと、しかし確実に動き出す。人材育成、組織づくり、技術開発、兵器開発、産業育成、そして近代国家構想。
派手な戦闘シーンはありませんが、東日本は近世をすっ飛ばして近代へ向けて徐々に加速していきます。
本作は、『軽く読めるのに、よく読むと考えるところが多い』そんな少しねじれた戦国転生ストーリーです。ほのぼの、ちょっとお笑い、ちょっとスピリチュアル。複雑な人間関係と、歴史の『もしも』が静かに絡み合う物語です。
※11話までお読みいただくと、本作の方向性とスタイルがはっきりします。
※その後数学や技術の話が出てきますが、難しい部分は斜め読みで大丈夫。読み飛ばしてもストーリーは問題なく楽しめます。
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・作品とは関係ありません。
※毎週月木投稿予定です。カクヨム様となろう様に同時投稿しております。