とあるセノーテ(泉)で惰眠中だった神様が、叩き起こされて、やむを得ない事情で、人間界で人間として暮らし始めた。神様が来たのは、八百万の神様が御坐す日の本の国。この神様は、上古の時代、常世国を治める上位神の一人だった。しかし大劫が起きて、常世国は一夜で海中に没し、天界を支える柱が大劫のために折れ、代わりに数千年支え続けた神様は、力つきて下界へ墜落。その後、記憶を失ったままマヤの太陽神(闇のバラム神)として崇拝されてきたが、許嫁の起こした呪詛により、上位神の記憶が復活した。許嫁は呪詛の影響で邪神化し、それを食い止めるために、神様は力を使い尽くし、太陽神の力を失い、セノーテで眠りについていたのだ。現代の人の世に戻ってきた神様は、様々な事件に巻き込まれるうちに、大劫の真相に迫り、かつての自分の神体と神威を取り戻していく。大劫事件の黒幕は誰?、神様完全復活なるか?で、現在進行中。
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