《16
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突破!!》
アルディナ王国――
王家と神殿が「力と祈りの均衡」を守り続けてきたその国で、ひとりの神官の運命が静かに動き出す。
神殿に仕える神官アーヤ・アーデンは、繰り返し見る夢と聖域に生じた異変をきっかけに、王国の根幹に関わる〈封印〉の存在へと導かれていく。
それは、歴史の中で秘匿されてきた魔力と、王家の血に刻まれた古の契約だった。
全能の神に作られた魔王たち。
神殿騎士団グレイ。
未来へと風を託される巫女ミラ。
誇り高きネコの獣族エリス。
そして、時の狭間を旅するかのように現れる、名をイアンという謎の案内人。
彼の示す言葉と導きは、巡礼の旅を“記憶を辿る旅”へと変えていく。
人と獣族、神と魔王。
対立していたはずの存在はやがて一つの歴史へと収束し、封印は「守るもの」から「託されるもの」へと姿を変える。
それは世界の命運を分ける選択。
血に刻まれた使命か、自らの意思か。
すべてを知ったとき
アーヤが手にする未来は救済か、それとも……
これは、祈りが魔力へと変わる時代の物語。
そして、時を越えて継がれていく意志の物語。